トイレ知識
ボットン用管財資料(便器編)


図 面
便 器 説 明
全穴式ボットン便器

サイズ:直径200mm〜230mm×長さ500〜550mm

江戸後期から現在に至るまで使用されてきた汲取式用大便器。
金隠しが丸型なところから小判型大便器と名付けられている。
また、穴が前から後ろまで全部にあるところから、別名ブラックホール便器とも名付けられている。
この便器は段差での設置ができず、主に床設置用として使われている。そのため、2階以上に設置する場合は、1階部分を空洞にするか、トイレ下に大きな土管かパイプを設置しないと設置が困難。
2階に設置されているのは稀で、ほとんどの家屋で1階用の直下式として使われている。
半穴式ボットン便器(床設置仕様)

サイズ:直径200mm〜230mm×長さ400〜550mm

大正から現在に至るまで使用されてきた汲取式用大便器。
通称大正便器と名付けられている。
穴が後ろの半分側にあるところから、半穴式とも名付けられている。
現在の汲取式用大便器はこの便器が支流として使われていて、駅のトイレや、現在の家屋の大半がこの半穴式大便器を使用されている。
この便器は穴が後ろ側にあるだけなので、幼児が誤って便槽に転落することがなく、一般家庭でも安全に利用ができる。
そして、この便器はトイレ下に土管か塩化ビニール製パイプで1階便槽までつなげれば2階以上の設置が可能。
そのため、この半穴式大便器を2階や3階などに設置されている家屋やアパートが数多くある。
家屋やアパートでは、2階で使われているケースが非常に多いが、3階以上に設置されているケースはごくわずか。
色はホワイトが支流だが、中にはピンク、水色、アイボリー、ベージュ、若草色など多数ある。
半穴式ボットン便器(段差設置仕様)

サイズ:直径200mm〜230mm×長さ400〜550mm

大正から現在に至るまで使用されてきた汲取式用大便器。
通称大正便器と名付けられている。
穴が後ろの半分側にあるところから、半穴式とも名付けられている。
この便器は段差設置用なので小便と大便用の両用で利用ができる。
現在の汲取式用大便器はこの便器が支流として使われていて、現在の家屋やアパートの大半がこの半穴式大便器を利用されている。
この便器は穴が後ろ側にあるだけなので、幼児が誤って便槽に転落することがなく、一般家庭でも安全に利用ができる。
そして、この便器はトイレ下に土管か塩化ビニール製パイプで1階便槽までつなげれば2階以上の設置が可能。
そのため、この半穴式大便器を2階や3階などに設置されている家屋やアパートが数多くある。
家屋やアパートでは、2階で使われているケースが非常に多いが、3階以上に設置されているケースはごくわずか。
色はホワイトが支流だが、中にはピンク、水色、アイボリー、ベージュ、若草色など多数ある。