トイレ知識
ボットン用管財資料(管財編)


図 面
管 財 部 品


縦管(ボットン筒)
塩化ビニール製パイプ

直径25.0cm×長さ550cm
直径23.0cm×長さ550cm
直径21.0cm×長さ550cm
直径20.0cm×長さ550cm
直径18.0cm×長さ550cm
直径15.0cm×長さ550cm
直径12.0cm×長さ550cm
直径10.0cm×長さ550cm

厚さ3mm
厚さ5mm


使用方法

大正便器(半穴式用ボットン便器)を2階以上に設置する場合に1階便槽へつなげるためのパイプ。正式名称は縦管。
軽くて丈夫な塩化ビニール製パイプなので2階を超える高さ(3階以上)にも、大正便器(半穴式用ボットン便器)を設置することができる。ただし強風や台風などに弱く、スパッターからパイプが外れたりすることがある。

土管
土管

直径20.5〜25.5cm × 長さ40〜90cm
直径30.5〜35.5cm × 長さ40〜90cm
直径40.5〜45.5cm × 長さ40〜90cm
直径50.5〜60.5cm × 長さ40〜90cm
色:レンガ、ブラウン、グレー、ブラック



使用方法

大正便器(半穴式用ボットン便器)を2階以上に設置する場合に1階便槽へつなげるためのもの。丈夫で強風や台風にも強いが、地震が起きると崩れる恐れがある。そのため2階を超えての設置が難しい。昭和後半になると、ボットン筒(塩化ビニール製パイプ)が支流になってきた。


スパッター
スパッター

直径35.5〜42cm × 筒15.0〜23.0cm


使用方法

大正便器(半穴式用ボットン便器)とボットン筒(塩化ビニール製パイプ)を直結させるためのもの。
大正便器(半穴式用ボットン便器)の穴は25cm〜30cm程度で、ボットン筒(塩化ビニール製パイプ)が通らない。そのため、ボットン筒(塩化ビニール製パイプ)に通させるために、穴を小さくさせるもの。パイプにもよるが、直径15.0cm〜23.0cmのボットン筒(塩化ビニール製パイプ)に通すことができる。
ちなみに土管の場合は、直径が大正便器(半穴式用ボットン便器)の穴サイズ以上あるので、スパッターが不要。
その他の利用法として、半穴式の穴を小さくさせるので、幼児転落防止に役立っている。


便槽
コンクリート製便槽

幅40〜80cm × 長さ80〜120cm × 深さ 60cm〜120cm


使用方法

昭和初期に良く使われていた便槽で、コンクリート製のため丈夫。1階設置の場合はほとんど直下型で使用できる。2階設置用として、土管サイズの穴の開いたコンクリート板を敷く事も出来る。