JR吾妻線の長野原草津口駅降りて目の前にあるレンタカーリース兼タクシー操車場。 その建物は河原の崖上に造られていて、河原の崖下はかなり高い。 そのレンタカーリース兼タクシー運転操車場の建物は左の事務所(鉄筋コンクリート製)と車庫(ブリキ+木造(支柱は鉄筋))に分かれているが、両建物は2階の連絡通路でつながっていて、トイレは事務所の地下1階と車庫エリアの2階部分にある。 そのトイレが現在もすっとんらしくしかも車庫エリアの2階のトイレが2階分のボットン筒とさらに崖下の部分のボットン筒で相当の長さのボットンを使用しているらしい。 崖下から出ているボットン筒の長さは約15メートルほどで、2階部分とあわせると約18メートル。マンションでいうと6階〜7階に匹敵する高さのすっとんである。 |
橋の上から見た車庫建物の裏外観。 車庫の下から、何やらボットン筒らしきものが垂れているのが見える。 (クリックで拡大) |
車庫の下部分から太いボットン筒らしきものが下へと伸びて続いている。 |
事務所と車庫の間から下を見るとボットン筒は更に下のほうへ伸びているのが見える。 左の臭突は事務所の地下1階にあるトイレの臭突。 |
車庫の中を見ると、ボットン筒があると思われる場所が木の壁で覆われている。 その木の壁の中に、車庫のトイレがあるのか実際調べてみると、トイレのドアらしきものがなく、すべて壁になっている。 実際にトイレのドアがあったら、タイヤが邪魔でドアが開かない。 |
実際に下へ降りて見てみるとかなり高い。 ボットン筒の長さは裕に10メートルは超えている。 10メートルではなく14〜15メートル相当はありそうだ。 高さからしてマンションの5〜6階分の高さに相当する。 (クリックで拡大) |
車庫2階は事務所2階の連絡通路から行くようになっていて、車庫側からは直接行けないようになっている。 事務所の2階で用が足したい場合、連絡通路を通って車庫2階のトイレを利用しているようだ。 (クリックで拡大) |
事務所の地下1階にもトイレがあるが、その地下1階のトイレも2階相当のボットン筒を使用している。 地下1階のトイレのボットン筒は茶色で、ボットン筒の下部分は便槽部分で約1メートルほどでっぱっている。 それでも、左の車庫2階のトイレのボットン筒付け根はさらに下の方にある。 事務所の地下1階のは現在でも使われているようだが、場所的に汲み取り作業が大変そうだ。 |
車庫の下から太い塩化ビニール製のボットン筒を何本もつなげて下まで伸ばしている。 ボットン筒の付け根あたりから臭突が伸びているが、ボットン筒よりはるかに短い。 (クリックで拡大) |
車庫2階のボットン筒の付け根部分。 付け根部分は土の斜面ではなく、付け根部分の斜面30cm〜50cmほど下のところに、コンクリート製の便槽が見える。 しかし、汲み取り口は土で埋まっていて見えなくなっている。 どうやら現在は車庫2階のトイレは使われてなさようだ。 |
ズームでボットン筒の長さを検証(画像をクリック)。 ボットン筒の長さは見えている部分で推定約15m。 さらに2階部分(+約3m分)を合わせると合計18mとかなり高い。 |